幕末恋々
そう言って地面に目を下げた。







「そ・・・んなっ!そんなっ!山崎さんッどうにかならないのっ!?」








「わいかてどうにかしたいわっ!だけどわいの腕ではどうにもならへんのやっ!」









山崎さんは悔しそうにそう言った。









「っ・・・すいません・・・」







「いやええんや。急に大声出してすまんかったな。」










謝った私に山崎さんは悲しそうに微笑むと優しく私の頭を撫でた。
















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