幕末恋々
「土方さん、一体どこ行くんですか?」








恋は隣を歩く土方を見上げて聞いた。










「もう少しだ。黙って付いて来い。」











もぉ~・・・さっきっからそればっか・・・。











恋はそう思いつつも仕方なく土方の隣を黙って歩き出した。
















「ここだ。」










暫くして目的地に着いたらしい。






恋は土方の声で今まで地面を見ていた顔をゆっくり上げた。
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