幕末恋々
2人を乗せた後自分も籠に乗ろうと籠の方に近づく。







だけど・・・







------ピタッ・・・









進めた足を止め後ろを振り返る。








「ん?恋どうし・・・おわっ・・・!」










土方さんの言葉が言い終わらない内に私は土方さんに抱きついていた。








「絶対・・・絶対に死んじゃダメだからねっ!」







私は零れそうな涙を堪え、震えた声でそう言った。

















< 311 / 431 >

この作品をシェア

pagetop