幕末恋々
「あっ!恋と申します。土方さんに言われお2人の付き人として来ました。」








「そうなんですか。私は松本良順と申します。よろしく。」










「よろしくお願いします。」








私はそう言って頭を下げた。











「さぁ、こんな所ではなんですし沖田くんはお部屋に、恋さんと近藤さんはこちらに。南部、沖田くんをお部屋に案内してあげてください。」








「はい、メース。」







そうして私は近藤さんの体を支えながら沖田さんの方を振り返り








「じゃあ、沖田さん後でお部屋に行きますね?ちゃんと安静にしているんですよ?」






「あはは、分かっていますよ。行ってらっしゃい。」






そう言って沖田さんと別々の方向に歩き出した。









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