幕末恋々
「土方さん・・・?」











そう言って俺の顔を見ようとする。











だけど俺は恋をぎゅっと抱き締めこちらを見られない様にした。












「恋・・・・」












「どうしたの?包丁持ってるから危ないよ?」









恋はそう言いながら包丁をそっと置いた。











「恋、愛してる・・・」






< 340 / 431 >

この作品をシェア

pagetop