幕末恋々
「うん。分かってるよ、沖田さんと近藤さんは私に任して土方さんは存分に戦ってください。」









恋はそう言うとまた無理矢理笑顔を作る。











その笑顔が俺の胸を締め付ける。











「恋・・・無理して笑わなくて良いんだぞ・・・?」










「やだな・・・無理なんか・・・」








そう言いながらも恋の瞳にはうっすらと涙が溜まっている。













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