幕末恋々
「で、土方さん出発は何時なんですか?」









花ボロを食べながら沖田さんが聞く。









「あぁ、予定では明後日だ。最初の船には重傷者が乗り次の船に俺たちと軽傷者が乗る。」









土方さんはそう言ってお茶を一口啜った。











「そうか。じゃあ準備をして置くように皆に伝えねばならないな。今夜の夕餉の時間にでも言うとするか。」









近藤さんはそう言って土方さんの顔を見る。













「あぁ、そうだな。勝っちゃんから言ってくれ。」











「あぁ。そうするよ。」









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