幕末恋々
私はやっと何の事かを理解して俯いていた顔を上げた。







「くすくす・・・」








私は真っ青になった土方さんを見て少し笑う。








まさか新撰組の鬼の副長と恐れられているあの土方さんがこんなに真っ青になる所なんて余り目にする事は無いだろう。








笑っている私を見て3人は困惑の色を浮かべる。









「どどどうしたんですか?恋さん。」








沖田さんが不思議そうに私の顔を見る。











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