幕末恋々
土方さんの言葉に驚き体が固まる。







「だめか?」






土方さんの不安そうな声にはっとしてしどろもどろになりながらも返事をする。










「だめ・・・じゃありません・・・。」






私がそう言うと土方さんは嬉しそうに笑い私の手を引いて部屋に入った。


















・・・きっと土方さんはこれが2人でいれる最後の夜だと分かっていたのかも知れない・・・。











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