幕末恋々
土方さんのお兄さんの家かぁ~・・・






私は少し緊張しながら土方さんの手を握り締めた。








「土方さん、何年ぶりでしょうね?みんなに会うの。」







沖田さんが後ろで土方さんに言う。









「あ?京に行ったのが・・・かれこれ5年振りなんじゃないか?」






土方さんは指で数え少しの沈黙のあとそう言った。








「もうそんなに経つんですね・・・。早いなぁ・・・」







「あぁ。本当に・・・。」

















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