幕末恋々
「まぁまぁ!!みんなよく帰ってきたね。お疲れ様。」








あの後暫く歩いて土方さんの家に着いた。








「おう、ノブ姉久し振り。」







「こんの馬鹿たれっ!手紙もろくによこさずっ!」






ゴンッ・・・・






「いってぇなっ!!何すんだっ!」







鈍い音と共に土方さんの頭に拳骨が落ちた。土方さんは頭を押さえながらなにか抗議をし始める。すると・・・






「まぁまぁ、おノブ。許してやれそれに今日は歳三が恋仲の娘を連れてきたんだ。そこら辺にしとけ。」








そう言って彦五郎さんが私の顔を見る。










< 385 / 431 >

この作品をシェア

pagetop