幕末恋々
最終章

ずっとずっと・・・

「土方さんっ!!!」






私は愛おしい人の名前を何度も叫びながら走る。









「恋さんっ!!」








前で誰かが私の名前を呼ぶ。








目を凝らしてみるとそこにいたのは・・・・







「鉄くんっ!!土方さんはっ!?」







そこにいたのは土方さんの小姓の鉄くんだった。









「副長はこっちですっ!!」







鉄くんはそう言うと私の手を握り走り出した。








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