渇望男の潤いペット2
家に帰ると留守番電話のランプが点滅している
何の用件かわかるだけに、ため息をついてボタンを押した
「全、ワシだ。明日、早速だが会社に来てくれ…
例の件だ…」
プツッという音と共に切れる
嫌だな…
例の件………
それがどうしても引っかかって…
翌日、不満な気持ちのまま会長室をノックした
「おう、来たか…
じゃあ早速だが頼むぞ」
「父さん、どうしてもやらなければいけませんか?自分にはどうしても納得できません…その…」
「何を言ってるんだ!会社の繁栄の為だぞ!?お前もワシの息子なら、会社の為に生きなければならん!」
「………」
会社の為に…
「その為に、一人の人間をあんな風に…」
「全、アレは人ではない…。人間ではない、ペットだ」
父親の不気味な笑い方に幻滅する自分がいた…
この人に何を言っても今はダメか…
「…わかりました」
俺は父の合図で隠された部屋へと入る
小さな少女のいる部屋へ
何の用件かわかるだけに、ため息をついてボタンを押した
「全、ワシだ。明日、早速だが会社に来てくれ…
例の件だ…」
プツッという音と共に切れる
嫌だな…
例の件………
それがどうしても引っかかって…
翌日、不満な気持ちのまま会長室をノックした
「おう、来たか…
じゃあ早速だが頼むぞ」
「父さん、どうしてもやらなければいけませんか?自分にはどうしても納得できません…その…」
「何を言ってるんだ!会社の繁栄の為だぞ!?お前もワシの息子なら、会社の為に生きなければならん!」
「………」
会社の為に…
「その為に、一人の人間をあんな風に…」
「全、アレは人ではない…。人間ではない、ペットだ」
父親の不気味な笑い方に幻滅する自分がいた…
この人に何を言っても今はダメか…
「…わかりました」
俺は父の合図で隠された部屋へと入る
小さな少女のいる部屋へ