渇望男の潤いペット2
夜は夜で、弥生に電話をする…
「どうして?どうしてなの?」
「…解ったんだよ、弥生、俺達は結婚するべきじゃない」
「何で?納得出来ないわ?私達、3年も付き合ってきたのよ?」
「3年付き合ってきての結果だよ。」
「何よ…別れないわよ。ちゃんと会ってよ!」
「会っても同じことしか言えないよ…」
「いや、絶対に別れない!」
弥生はこんな人間だっただろうか…
俺は遠くでそんな事を考えていた
「…他に好きな人が出来たんだ…」
「え…?」
「もう…その人の事しか考えられない…」
「うそ…仕事って言って、騙していたの?」
「いや、仕事だったんだ…最初は…
でも彼女と会っているうちに惹かれてしまった…」
魔法にかかったように…
「…全、ひどいわ…」
弥生のすすり泣く声を受話器越しで感じて、申し訳ない気持ちになった
「ごめん、本当に申し訳ない…」
でも知らなかったんだ…
こんなに誰かを想って渇くということを
彼女によって潤されるということを
幸せなんだ…
彼女といることが
しかし、俺は緩やかに事件へと進んでいた………
「どうして?どうしてなの?」
「…解ったんだよ、弥生、俺達は結婚するべきじゃない」
「何で?納得出来ないわ?私達、3年も付き合ってきたのよ?」
「3年付き合ってきての結果だよ。」
「何よ…別れないわよ。ちゃんと会ってよ!」
「会っても同じことしか言えないよ…」
「いや、絶対に別れない!」
弥生はこんな人間だっただろうか…
俺は遠くでそんな事を考えていた
「…他に好きな人が出来たんだ…」
「え…?」
「もう…その人の事しか考えられない…」
「うそ…仕事って言って、騙していたの?」
「いや、仕事だったんだ…最初は…
でも彼女と会っているうちに惹かれてしまった…」
魔法にかかったように…
「…全、ひどいわ…」
弥生のすすり泣く声を受話器越しで感じて、申し訳ない気持ちになった
「ごめん、本当に申し訳ない…」
でも知らなかったんだ…
こんなに誰かを想って渇くということを
彼女によって潤されるということを
幸せなんだ…
彼女といることが
しかし、俺は緩やかに事件へと進んでいた………