渇望男の潤いペット2
「あ、あの…こんにちは…」

広いプールの縁に座っている少女に話しかける

女の子はゆっくり振り向いて俺の顔を見つめた

「コンニチワ…」

全体的に色素の薄い美少女

その瞳は薄い青色のようで、俺は吸い込まれそうな感覚にさえ落ちそうだ…

「何か?」

「いや、君と…お友達になりたくて…」

俺はとにかく彼女に近づこうと、変な事を言っていた

「友達?私の?」

「そう…、こんなところにいるとつまらないだろ?」

「………」

少女は悲しそうに俺の瞳を見つめた

「でも…仕方がない事だから
私はここから出られないから」

「うん…
だから友達になろう?」

彼女が少し悩んでから、ためらいがちにうなずいた

「隣に行ってもいい?」

「うん…」

俺はゆっくり歩いて彼女の隣に座った

「俺は全っていう名前なんだ…君は?」

「私は…椿。花の名前」


ジャグジーがふたまわり大きくなったような浴槽に足を入れ、ゆらゆら揺らしていた

純粋に信じられない…


この子の本当の姿が










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