渇望男の潤いペット2
「本当に?本当にそんな事になるの?」

「うん…」

彼女が水から足を上げ、タオルで足を拭くとみるみる乾いた部分が赤くなっていった

そ、そんな…

そのうち足は赤くただれてきて、火傷の傷のようになっていく



「わかった!止めて!ど、どうしたら…」

彼女がゆっくりまた足を水につけると、赤みは静かに薄れていった…


う、うそ…


彼女が悲しそうに笑う


「もう普通じゃなくなる…。私は…化け物だから…」

「皮膚の病気じゃないの?」

「足だけ?」

「あ、そうか…」

「あなたは何でこんな私と友達になりたがるの?」



……………



性格上、嘘をつくのがあまり得意じゃない俺はしばらく考え込んで、ひとつため息をついた


「ごめん、実はそんな君に頼みがあったんだ」

ふふっと知っていたかの様に微笑む

「私が売られた時から、そんなんじゃないかな〜とは思っていたんだ…」



え?




売られた?




「売られたって…誰に?」

彼女が悲しそうに俺を見つめる





「一族よ…。私の一族」


「何だって?」







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