Secret Prince

「そっか。
　それなら、良かった、・・・・けど・・・・・。
　ぁ、悠、俺を起こしてくれたって事は、
　・・・・・・・・・・・何か、用があるからじゃ
　ないのか・・・・？」




俺は、ふと思いついた疑問を口にする。
すると、悠は、何故か、顔を真っ青に染めた。
・・・・・・・・・・・何か、表情がコロコロ変わって
面白い奴だな。



























「うああああああああああああああああああああ！
　やべえよ、あと５分しかない。
　行くぞ、藍斗おおおおおおおおおお！」



「ん、何が？」



「だから、歓迎会だよ、歓迎会！
　遅れたらやべえんだよ、一応、時間厳守だから。」



「あぁ・・・・・・・・。」

























そんなわけで、俺達は、猛ダッシュで、歓迎会の会場へと
向かった。
１階の、・・・・・・・・・・大広間へ。