約束
何だったの・・・・・。

それからの私はとっても大変だった。

救急車に乗せられそうになるは、男の子のお母さんにお礼言いまくられるは、ナツに説教されるは・・・。

学校に着いた時にはもうヘロヘロだった訳でして。

先生や友達から事故の事聞かされたし・・・・・。

こんなに疲れたのは久しぶりかもしれないってぐらい。




そして放課後・・・・・。


帰りのホームルームを終わらせた私は高木ケイの元へ行き、お礼を言いに行った。

「あの、高木ケイ。」

振り返った高木ケイの顔も見ずに私は頭を下げる。

「朝の時は、どうもありがとうございましたっ。」
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