約束
「別にわかってないよ。ただナツが言ってることをそのまま言っただけだから。」
「まったまたぁ。カノンは〜。」

この子は泉ナツ。私の1番仲がいい友達。それと同時に私の過去を唯一知ってる人。年齢は私と同じ。

「私が可愛いわけないでしょ!?そんなこと言ったらナツのが可愛いもん!」

うん、これは本当にそう思う。細いし可愛いしおバカぽい・・・っていうかおバカだし。

「いやぁ。それほどでも〜。」

あっ。否定しないんだ・・・。

「なんかカノンに言われるとすっごい気分いいかも〜。今日はいい1日になりそう〜!!」

そう言ってスキップしながらドンドン歩いていくナツ。・・・・・・。言わなきゃよかったかなぁ。
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