何度でも Lovin' you!~season 1~
板ばさみ side.優季
うっ…
気持ち悪い…
夕べのケーキで胃がもたれた…。
アパートから病院までは歩いて15分。
体調も悪いし、足取りが重い…
バシッ!
「痛っ!」
乱暴に背中を叩かれた。
『野島、おーはよっ!』
朝からこんなにハイテンションなのは、ただひとり…
「もぉぉぉ!!!
痛いじゃないですか!洋子先輩…ッ!」
振り返った瞬間、思わず目を疑った。
『野島、おはよう』
洋子先輩の隣には、爽やかな笑顔の田上先生がいた。