何度でも Lovin' you!~season 1~
『ちょっと、野島も止めなさい!さ、勇輝、病室に戻りましょう』
洋子さんが優しく俺に促した。
でも、
「お、俺なんて…別に死んだって良かったんだ…こんなことなら…あのまま死んだ方がましだったよ…」
これは今だけのことじゃない、ずっとずっと思っていた言葉を俺は吐き捨てるように言った。
『…本当に…本当にそんなこと思っているの…?』
優季は悲しげな顔を俺に向けた。
「あぁ、どうせ俺なんて女歓ばせるしか能のない男だからな…生きる資格もないのさ!」
もう俺は投げやりだった。