何度でも Lovin' you!～season 1～

２年も離れてしまうのは、寂しい…でも、ふたりの将来の為、ふたりの夢のために色々なことを吸収して帰ってきて欲しいと、温かく送り出すことにした。


『アメリカでは、産婦人科以外にも小児科のことも勉強してくるから』


意欲的な真人を見ていると、寂しいなんて言ってられない。


真人が帰って来たら、


『お前、腕上げたな！！』


そう言ってもらえるように私だって、頑張るんだから！！！





真人がアメリカに出発する前日、


ふたりで最後の夜を、真人のマンションで過ごしていた。


『しばらく優季の手料理も食べられないな…』


寂しそうに言う真人に、


「日本に帰って来たら、飽きるほど作ってあげるわよ」


わざと明るく言ってみせた。