何度でも Lovin' you!~season 1~
『日本に帰ったら、早く結婚式挙げような』
最後の夜、穏やかな笑みを浮かべて真人は私をベッドに横たえ、キスを落としていった。
真人の指が唇が触れるたびに、私の体に甘い疼きが走っていく。
何度も何度も真人を求め、何度も何度も体を重ねた。
真人…
ふたりだけの甘いひととき…
幸せな日々…
ずっと一緒にいられると思っていたのに…
空港での別れが、私達の永遠の別れになってしまった。
『待ってて…』
「うん、待ってるから…」
最後に交わした言葉が、まだ耳に残っている。
私の中の時間が、ここで止まった…