何度でも Lovin' you!~season 1~
包みの中から出てきたのは、私が買いそびれた夏のワンピースだった。
しかも、今の時期にも着られるようにジャケットもある。
私はまたもや勇輝に驚かされてしまった。
すぐに開けろ!と言ってたくらいだから、これを着て行かないと何を言われるか…。
『おーーーい、優季!!!支度できたか?』
ドアの向こうから勇輝の声がした。
「あと5分待って!!!」
急いで、髪型、メイクを整えて、勇輝がプレゼントしてくれた服に袖を通した。
「お待たせ…」
ドアの外では、すっかりホストモード…
じゃなかった…。
カジュアルな服装の勇輝が私を待っていた。