何度でも Lovin' you!~season 1~
おにぎりにサンドイッチ、美味しそうなスイーツ…
思いついた物を買って、マンションに戻ると、優季はまた眠っていた。
なぁんだ、寝ちゃったのか…
仕方がないので、キッチンへ行き、買った物を冷蔵庫にしまった。
買ってきた食料を冷蔵庫に入れたことを書いたメモをサイドボードに置いて帰ろうとすると、
『真人…』
優季の声が聞こえ、振り返る。
眠っている優季の頬を一筋の涙が伝っていった。
いくら遠距離とはいえ、婚約者がいるのに、何でそんなに悲しい涙を流すんだよ。
そんな顔されたら、放っておくことなんてできない…
できないよ…
ベッドに入り、眠っている優季をそっと抱きしめた。
優季、
俺、本気モードになりそうだ。