清水くんはご機嫌ななめ。
プリクラの中に入ったものの、撮影する気配はありません。

清水くんは私を睨み付けてます。

プリクラで睨み付けられる経験なんてなかなか出来ません。

「……」

ビビって言葉なんて出ませんよ。

清水くんはしびれを切らしました。

「おい」

「は、はい!」

低いお声です。

「お前に話がある」
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