ちょこキス
なのに、一切口を開かない。

つか、固まってるw


「ちょっと?いい加減に…」


『いい加減にしてよ』と言いかけた時には郁太の腕の中だった…


「ちょっ?」


「マヂやべぇ…こっち向くな。
今ぜってぇヤべぇ顔してるから…」

少し顔をあげたときに居たのは、耳まで真っ赤な郁太だった。


「ちょ、マヂこっちみんなって。」

「い、郁太、どうしたの?」

そう言ったら、あたしを抱きしめてる腕の力は一層強くなった。

「は~。お前ヤバい…」

「な、何?あたしのせいだったりする?」

「お前かわいすぎ…」

こう言われた時の顔は、多分郁太より真っ赤だったと思う。
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