ずっとずっと・・・
彼女等は何もなかったように
通りすぎていく

「調子のんな」

といいながら。


『──ちょっと』

彼女達は私の方を向いた

『黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって、調子乗ってんのはどっちだよ?』

すると
優里が口を開いた

「はァ?本当のコト言ったんじゃん♪」

彼女の悪びれない言葉に
またたくも切れた

『我が達おちょくってんのか?そんな大勢でしか下級生一人相手出来ないと?呆れたね♪根性無しが。てゆーか勝手なデマ流してんじゃねぇよ。いい迷惑だよ^ω^』


優里とその他の彼女達は
唖然としていた

そう、私は真面目キャラ♪
紗季達のお陰で崩れかけてはいたが、
この性格は2年生は知らない

何処で覚えたのか、と思う位の
卑劣な言葉は
家族の影響でもある♪


そこに、騒ぎを聞き駆け付けた
紗季と弘也達は
私の所にやって來た

紗季「あーぁ、先輩方やっちゃいましたね♪」
優里は何を?と首を傾げている

拓也「美帆は切れたら、半端ないんだよね~♪その美帆切れさせたんだから君達覚悟したがいいよっ♪」

拓也に言われ、優里は
顔を赤らめて悔しそう

拓也「てゆーか、美帆達に手ぇ出したら、いくら女でも許さないよ♪優里チャン??」


優里「~っ///いくよっ」

と言って、彼女達は
去っていった


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