花 火
流 れ 星





 ただ、留年と言うのも
 さすがにまずいので
 高校だけはちゃんと
 通っている。








 「千晴、また痩せた?」




 「え、そおかな?」







 で、今 昼休み。


 親友の美咲が
 弁当を持って、
 私の席まで来た。








 「てか、ちゃんと
  食べなさいよー」







 毎回言われる言葉。



 ま、仕方ないかな?









 「食べるよ」








 あきらか適当に
 返事をしてる私に
 「まったく…」と小さく呟いて
 美咲はため息をした。








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