最愛
もう立ち去りたい。何か理由つけて出ようと考えてたら
『学校行ってる』

は
こんな時その話(笑)
『いってないよ…』
『ちゃんと行けよバカか…』
『こんな時にそんな話せんでよくない』
アキヒロはいきなり激しく咳込んだ。
ベッドが揺れるくらい
激しい咳。
とても苦しそう。
どうしたらいいか分からずアキヒロが寝返りした時に背中を擦った。
擦っても②治まらない…どうしょう…
『あたし何したらいいナースコール鳴らした方がいい』
『ハァハァ。いいハァハァハァハァ』
今度は呼吸困難で
更に苦しそう。

『やぱ呼ぶよナースコールは』
と言いながら手探りで探したらアキヒロは怒鳴りつけて
『止めろ勝手な事するなよ勝手にくるなよ』
またアキヒロは激しい咳をした。

『ごめん…。でも心配だたの。』

『はもう別れたぢゃん。こんな姿見られたくねんだよお前には。引くだろがよ』

『引かないよ。来てごめん。でもね,りさアキヒロの事今でも思ってるからこうやって来たんだよ。あたしの存在拒否られても会いたいて思ったよ。別れてもずっと引きずってたから。会って更に嫌われるかもて思ったけど会いたかったよ』
『そうなのか…。』

『なんで俺の事大事にしなかったかね。』
『今のあたしだったら大事に出来る。あたし別れて気付いた。あたしアキヒロの事いっぱい振り回してた。アキヒロは頑張ってあたしを愛してくれたのにあたしは何もしてあげれなかった。いつも自分の願望ばかり押し付けてたけど今もし戻ったら絶対そんな事さすない。』

『…。お前口上手いな(笑)本当かよ』

『本当。マヂだよマヂ』
『こっちきて。』
『ん何』

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