先生と秘密な関係Ⅱ
【潤side】
『あの、祐樹くんって…俺の…子?』
『違うわよ。5年前一度だけ遊んだ相手。』
俺たちが…別れた理由の奴が…
祐樹君の父親?
『寂しかったの。初めはどっちの子か分からなかった。でも授かった子だからどちらでも良かった。あなたとは終わってたし一人で育てる気だった。生まれてきて血液型調べたらあなたの子ではないとわかったわ。』
静香は一息ついてまた話しだした。
『あなたと桜さんが結婚したって聞いて私は…羨ましかった。なんで私達が別れたのに…桜さんが幸せそうな顔をするのが許せなかった。だから…さっきもあなた達2人の姿を見てこの子はあなたの子よって言おうとしたら…祐樹が…』
静香は泣き崩れた。
『あたし祐樹を利用してあなた達騙そうとしたの』