彼女の心臓をぼくにください。きっと大事にしますから、きっと守ってみせますから




彼女は笑った。



「貴方ね目は綺麗ね、宝石みたいに真っ赤だわ」

「僕の目がかい?…なら君にひとつあげようか」



僕がそういうと彼女は嬉しそうに笑った。
そうこれでいいのだ。

この笑顔が見れるなら僕はどうなってもいいのだから。






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