電車から、始まった恋
その夜
亜子ちゃんに電話をかけた…


「はい?」


『もしもし、亜子ちゃん』


「あっ、秦くん?どしたの?」


『亜子ちゃん、明日学校終わった後時間ある?』

「うん、あるよ」


『2人で遊びに行かへん?』


「私と?」


『あかんかな…』


「2人で?」


『うん…』


「いいよ」


『じゃあ、いつものとこで』


「うん」
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