―私を救ってくれた友達と剣道―

私は自分の席に

座るなり、机に

突っ伏して目を

閉じた。

隣の男の子が、

「お前…遅刻しといて

寝んのかよ…」

と呟いてたのを聞き

ながら、

―どうせこれで

終わりやねんから、なんで

ちゃんと授業受けなあかんねん―

と心の中で呟いてた。
< 131 / 205 >

この作品をシェア

pagetop