―私を救ってくれた友達と剣道―

私は絆が壊れるのを

感じた。

その悲しさで、涙が

止まらなかった。

私が、大事にしたかった、

ずっと信じていたかった、

五人の固い絆を、私自身の

手で壊してしまった。

その事実が、受け入れがたかった。

いや、受け入れたくなかった。
< 160 / 205 >

この作品をシェア

pagetop