―私を救ってくれた友達と剣道―

剣道をしていても、

笑うことができなかった。

剣道部で、

私としゃべってくれるのは、

同じクラスになった

真子と、

クラスは違うけど、

私を気遣ってくれる

柚里だけだった。

美奈と響とは

口をきかなかった。

いや、話すことができなかった。

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