―私を救ってくれた友達と剣道―


だから…私は千依子に

相談したんだと思う。

止めてほしくて。

「なぁが必要だ」と

言って欲しくて。

私は千依子に直接相談

する勇気がなかった。

だから、その時の私の

気持ちを手紙にして

千依子に渡した。

手紙の封筒はその時

流行っていたキャラクター。

でも、そんなの

見せかけで。

内容は小学五年生が

考えるようなことじゃ

なかった。


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