―私を救ってくれた友達と剣道―

案の定、2人ぐらいが

私の方をじっと見ていた。

目が合うと、

「話してないやんな?」

って聞かれた。

私は、「話してへんで。

もう、うち寝ようと

思ってるし。」

そう言って、顔にタオルを

被せた。

まるで、【寝るから安心して】

と言ってるように。

もちろん、なぜこんなことに

なったのか私はわからなかった。

だって、彼女いるなんて、

知らなかったんだから。

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