大好きな君へ
『…ほ…ホント?!』



もう、自分を大切にしてくれる人なら、誰だっていい。



『うん…よろしくな…』



『よろしく!!』



亜依は笑っている。




―瀬渕亜依―



学校では一位を争うぐらい可愛い子。



レベルが高いらしい。




確かに可愛い。




でも…なんか違う…




玲奈じゃない…



こいつは…玲奈じゃないんだ…………。
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