大好きな君へ
『……俺……これ…からは…翔と玲奈の事………応援……すっから…』



『あり…がと…』



『…だから…亜依は俺にくれよ…』


邑は笑いながら翔の目を見た。



『……ハハッ……でもな…邑…今は玲奈より、亜依の方が大事だから…』



『そんなのわかってる』



邑は優しく答えた。




『ゆっくりで……いいから……』




邑は言った。



『じゃあな!急にゴメンな!俺の親友!』




―俺の親友―



『おう。じゃあな!』



翔と邑は裏切る心を信じる心に変えた。
< 35 / 46 >

この作品をシェア

pagetop