不良一家でただ一人の女の子？

～教室前～

「それじゃぁ名前呼ぶまで

入らないよーに」

ガラガラ

「じゃぁ今日は転入生

を紹介するぞ？

櫻井入って来い」

ガラガラ…

「自己紹介。」

「櫻井　棗…」

「そっそれだけか

それじゃぁ席は

後ろの窓際だ！」

やった！

いつでも寝れるじゃん！

～数学の時間～

「ここが、Ｘで………」

「おい！櫻井！」

「はい？」

「何で寝てんだよ！！」

「眠いからですよ？」

「んじゃぁ眠気覚ましに

この問題を解くか？」

「いいですよ？」

私は、伸びをした

「早く解け」

「はぁ～い」

カッカッカッカ

「あってますか？」

「あぁ、合ってる。」

「この問題じゃぁ僕の眠気覚ましになりませんよ？」

「もう僕は、戻って良いですか？」

「あ、あぁ」