バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
「逞君華先生がママになってあげるから、


パパとママと逞と三人で遊園地行こうね。」




「華先生ありがとう。僕凄く嬉しい。


夕飯も残さず食べるから。

パパに電話しよう。パパびっくりするだろうな。


パパもね。華先生のファンなんだよ。」




私が笑っていると、『華本当に大丈夫か?


今日帰ったら沢田に話しをしてくれよな。


沢田が駄目って言ったら、この話しは止めていいから。


その時は逞君には俺から話すよ。』




「啓太何心配してるの。一輝は駄目なんて言わないよ。」




でも、この日一輝の帰りが遅くて逞君の話しが出来なかった。



そして週末、一輝はテニスの遠征に付いて行き帰らない。



日に日に伸ばして結局、逞君の事は話せないでる。



私は簡単に考えていた。



私は、ただ逞君の喜ぶ顔が見たくって、でも、私のとった軽はずみな行動がみんなを苦しめる事になるなんて思っていなかった。







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