バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》

初めての夫婦喧嘩

「逞もうこれ以上は駄目だからな。


華先生起こそうと思ったんですが、


気持ち良さそうに眠っていたので起こせませんでした。


今、小沢先生から電話がありました。


華先生の携帯が繋がらないと言って、


すぐ家に電話がほしいそうです。」




啓太がなんだろう?



「逞君ごめんね。先生家に電話して来るから。


すみませんが電話貸していただけます。」




一輝はいないから大丈夫だよね。



「もしもし、」




『華何処で何をしてるんだ!

健が熱を出して、昨日から熱があったみたいなんだよ。


華子供をほって何してるんだ。』




一輝が帰っている。



健太郎が熱がある。



私どうしたらいい。



受話器を持ったまま答えられない私。



受話器を逞君のパパが取った。



『私は長谷川と言います。逞の父親です。


病院で華先生に子供がお世話になっていて、


昨日逞と一緒に華先生が遊園地に行ってくれました。

逞が我が儘言ったものですから、華先生逞と一緒に寝てくれて、


本当にすみませんでした。

華先生は何も悪くないんです。』






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