バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
一輝は何も言わない。




『華早く車に乗って。 』


「一輝私、」



『話しは家に帰ってゆっくり聞く。


健太郎が華を恋しがって泣いてる。


兎に角家に帰るから。』



涙が止まらない。



健太郎ごめんね。



ママ失格だね。



自分の子供も見れないのに、逞君の心配して、



一輝が怒るのも無理ない。


一輝は運転しながら、一言も話さなかった。



車がマンションに着いた。


玄関に入ると、美憂が飛び出て来た。



「ママ早く健が大変なの。」


私は健太郎の部屋に急いだ。



健太郎の部屋に啓太がいた。



『華遅いよ。今まで逞君と一緒だったのか?』



「ごめんなさい。健太郎大丈夫?」



『ああ、今解熱剤が効いてきたからいいと思う。


華沢田に逞君の事話してなかったのか?』



私が頷くと、『華あれほど言ったのにどうして? 』


分からないよ自分でも、



ただ逞君のお願いを叶えてあげたかっただけ。



『沢田が怒るのも無理ないよ。華無謀過ぎ。


俺から沢田に話すよ。』







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