バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
勇気と名乗る男は、俺のヤバい過去をみんな知っていて、



夕顔に全てを話すと言われた。



夕顔が俺の過去をしったら多分引くだろうな。



今まで自分の過去を否定した事がなかったが、



始めて自分の過去を呪った。



夕顔に嫌われたくない。



でも二人の前でオドオドしたくなかった俺は、



平気な顔を装った。



決めるのは夕顔だから。



そう夕顔が俺か?



幼馴染みかを選ぶだけだ。


自信なんて全くない。



これは賭けだ。



俺は始めて両手を合わせ神に頼む。



どうか夕顔が俺を選んでくれますように。



神様どうか今までの俺をお許し下さい。



俺には夕顔しかいないんです。



俺から夕顔を奪わないで!







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