バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
今日の所はこのまま帰ろうと思い俺は頭を下げた。




あれ?



俺の手を夕顔が握って離さない。



「パパお願いだから私の話しを聞いて。


将一君との交際を認めてほしいの。


パパ、いつも言ってたでしょ?


彼氏が出来たら必ず家に連れておいでって。」




『それとこれと話しが違う。


パパから見て、将一君が真面目な生徒には見えないんだけどね。



夕顔みたいな奥手な子と彼は不釣り合いだよ。』




「パパ酷いよ、何でそんな言い方するの。



人は見かけで判断しちゃいけないって、



パパいつも言ってたのに。」




夕顔、俺どうしたらいい?


又夕顔を苦しめてるよな。


俺は真実を話そか迷っていた。



泣いていた夕顔のママが、「一輝落ち着いてね。将一君も一緒に家に入りましょ。」




へ、この転回で家に入れと?



俺不安なんだけと、家入った方が良い。



俺は夕顔の手を握り返した。






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