バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
将一君はパパの言い付けを守って頑張ってる。




それがかなり嬉しい。



私と付き合ってからは一度も学校を休んでないし、



授業もサボってない。



部活も頑張って部長になった。



帰りはいつも一緒。



夕食はうちで食べてる。



健太郎に気にいられ毎日ゲームの相手をさせられてる。



美憂には夕ねぇのどこが好きとか構われてる。



そんな時も将一君は平気で、夕顔の全てが好きって顔を真っ赤にして言う。



私嬉しくてニヤニヤしちゃう。



美憂には夕ねぇ愛されるねって言われ、



今度は私が真っ赤になる。


こんな私を見てママは嬉しそうに笑うけど、



パパは怖い顔をする。



『俺はまだ認めてないから。』



でもね、パパ将一君の数学見てくれたりしてる。



だって将一君本当に数学出来ないんだから。



酷すぎ。



私の手に負えない。



たけど、必死に頑張る将一君の姿見ると、



胸がキュンとなる。







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