バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
四人を起こして四人にご飯を食べさせて、送り出すのが私の朝の仕事。



私もつくし保育園で働いています。



健太郎は私と一緒につくし保育園に通っている。



三人目に夕顔が望んだ男の子が生まれ、



一輝と驚いた。



名前は夕顔が決めた健太郎にした。



美憂が健太郎なんてダサイと言うけど、



彼には健太郎がピッタリって思えた。



一輝も同じ気持ちだった。


子供が三人いて、仕事をするのはとにかく大変だ。



でもね。



家族みんなで協力し合って頑張っている。



一輝は相変わらず生徒思いの熱い先生。



35才になってもカッコいいんだよね。



浮気の心配とかしてる訳じゃないけど、



時々、手紙が鞄に入ってたりする。



でも一輝は隠さず、私に見せてくれるの。



その手紙見ると私も切なくなるんだよね。



だって昔の自分を思い出してしまうから。







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