バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
何だか顔がにやける。




ママの初恋はパパなんだって、これにはかなり驚く。


ママはどんだけ奥手なんだよ。



その奥手のママが高校生で結婚したのには笑える。



なんかママらしいけど。



今日はパパのお許しが出て、初めて将一君とデート。


付き合って3ヶ月で漸くデート出来るんだよ。



二人で何処に行こうか悩んだ結果、



私乗り物苦手だから遊園地を止めて水族館に行く事にした。



だから今日は気合いを入れミニスカートをはいた。



いつもポーニーテールにしてる髪を下ろしてママに巻いてもらった。



鏡に映る自分を見て可愛い。



「ママありがとうどうかな?」



「うん、凄く可愛い将一君ビックリするよ。」



パパがそんな私を見て、『スカート短すぎだ!』



パパの意地悪。



ママがクスクス笑う。



美憂が、「ママ私たちもお出掛けしようよ。」



「そうだね。ママ買いたいものあるし美憂出掛けようか?」



「健太郎も行くよね。」



嬉しそうに頷く健太郎。



パパが面白くなさそうな顔をした。






< 200 / 228 >

この作品をシェア

pagetop