バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
「パパどういう事?パパさっきまで怒ってたよね。


私のせいで二人が別れたらどうしようと思った。」




「一輝夕顔たちと何話したの?」



『俺はまだ認めてないのにキスしたのかって怒るつもりだった。


たけど、夕顔が泣き出して、キスしたのは私からだって言ったんだよ。


しかも河上は慌てたらしい。


俺との約束破った事を俺に報告して、


夕顔との交際は認めて貰えなくても仕方ない。


夕顔と付き合えなくても夕顔の事ずっと好きだからってさ。


アイツバカだよ。


付き合えなくてもなんて、そしたら夕顔が泣き出して、


付き合うからパパが反対しても付き合う。


夕顔のヤツ交際認めてくれないなら家を出るとまで言い出した。


あの頑固のとこ誰に似たんだか。』




もしかしてママに言ってる?


頑固なとこは正にパパゆずりでしょ!



「パパ夕ねぇと将一君の交際認めたの。」



『ああ、家出されたら困るしな。』



良かったね夕ねぇ。



もしかしてこれって私のおかげだよね?






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